伝統工芸を
人とお金が
集まる産業に
ふりかえる、たちかえる
古来から受け継がれてきた伝統を未来へつないでいくためにはどうしたらよいのか。まずはまつわる歴史を学び、存在する意図を再確認する必要があると感じます。そうすることで、昔からあるものだから継いでいく、という漠然とした理由から、先人たちがどんな経緯で積み上げてきたものを、なぜ未来に継いでいく必要があるのかがわかります。そのために、「ふりかえる」「たちかえる」といった行為が大事であると考えます。
現在伝統工芸産業はその規模が縮小し続けています。この現状に負けないために必要なことは何か。「だるま」のように「七転び八起き」。何度でも立ち上がるあきらめない心。過去に「かえる」ことで温故知新の知見を得て、それをもってめげない意思を持って進んでいけば、日本の伝統工芸業界は明るくなっていくと信じています。
伝統工芸のミカタ
伝統工芸産業に関わるみなさんに、異業種のプロフェッショナルや生活者の目線を通じた
「普段とは違った伝統工芸の見方」をお届けします。ビジネスのヒントは意外なところに!
新着記事一覧
数字で見る伝統的工芸品
国指定伝統的工芸品数
243
品目
NEW
佐渡無名異焼(新潟県)
いずみガラス(大阪府)
2024年10月17日追加
都道府県別
国指定伝統的工芸品数
(2024年10月時点)
1.
東京都
22
品目
2.
京都府&新潟県
17
品目
3.
沖縄県
16
品目
人口100万人あたりの
伝統的工芸指定品目数
(2023年10月時点)
1.
沖縄県
10
品目
2.
福井県
9
品目
3.
石川県
9
品目
品目別
伝統工芸士数
1.
西陣織(京都府)
215
人
2.
京友禅(京都府)
172
人
3.
伊万里・有田焼(佐賀県)
91
人
従事者数(2020年度)
約
54000
人
生産額(2020年度)
約
870
億円